「ボーグを脱げ!」
「叩いて被ってジャンケンポン」が大流行している世界。 流行は次第にエスカレートしていき、ハリセンだけが置かれた試合、剣道の面だけが置かれた試合など、どんどんシュールなルールになっていく。 そしてとうとう攻め具に刃物が登場!ジャンケンに負けた人間は、逃げながらも防具を探し求めるのであった。 一方街中では、ハリセンで子供を叩いた親が虐待と間違われ、ナイフを持った男は通り魔と勘違いされる。 そして剣道の面を着けた男は殺人鬼に仕立て上げられてゆく! 暴力を行使する側と行使される側の関係性をテーマに、ゲームが大流行しているポップな世界と、虐待、通り魔、誘拐、殺人など、悲惨な事件が連続する現実とがパラレルに交錯する。
作・演出 青木秀樹
東京公演 劇場MOMO
大阪公演 HEP HALL
2005年8月、9月上演
出演
森下亮
金沢涼恵
板倉チヒロ
重実百合
信国輝彦
遠山浩司
浅田百合子
板橋薔薇之介
倉田大輔